【おすすめ副業】専門知識を活かして実務翻訳を始めるには

実務翻訳

「翻訳」と聞くと、英語を専門に勉強してきた方々のための職業というイメージがありますが、専門知識を持った元研究職などの方も多くいます。かくいう私も輸送機器メーカーで設計業務に就きながら、副業として実務翻訳を行ってきました。

副業として実務翻訳がおすすめの理由を徹底解説していきます。

実務翻訳がおすすめな理由

  • 専門知識を活かせる

本業がある方は副業にあまり時間を割くことができません。副業を始めるまでの準備にも時間をかけてはいられません。

実務翻訳には、マーケティング、IT、機械工学などさまざまな分野があり、特定の分野の知識に長けている人が確実に有利になります。

本業で培った知識を活かせる分野を選択すれば、最短で実務翻訳家としてデビューできます。

  • 初期投資が少ない

翻訳するにあたって必須と言えるものは、パソコン、インターネット環境、辞書のみです。今の時代、パソコンとインターネット環境はすでに整っている方が多いでしょう。

辞書は、学生の頃に使った分厚い本や電子辞書ではなく、パソコンからオンラインで使用したり、パソコンにインストールして使用したりします。基本的なジーニアスなどから、専門分野に特化した辞書まで多数のものがありますが、初めのうちはすぐに利用できるオンラインの辞書だけでも問題なく作業できます。

長い目で見れば、分野に応じた専門的な訳も多くあるため、自身の分野に特化した辞書を準備していくことをお勧めします。

  • 在宅で隙間時間に働くことができる

インターネットに接続されたパソコンが1台あれば作業を完結できるため、いつでもどこでも働くことができます。就業前や帰宅後、お子さんの習い事の待ち時間、電車での移動中など、本業や家事・育児で忙しい方でも、隙間時間を見つけて作業することができます。

実際に実務翻訳を始めるには

それでは、実際にどのようにして翻訳の仕事を受注することができるかを解説していきます。

  • 翻訳会社のトライアルを受ける

日本翻訳連盟のホームページに翻訳の求人が掲載されているため、そこから専門分野を検索して応募することができます。応募には履歴書が必要なため、事前に準備しておきましょう。

応募すると、翻訳会社からトライアルが送られてくるため、指定された期日までに訳して送付します。その結果に応じて、翻訳会社から合否の連絡がきます。

合格すれば登録翻訳者となり、案件ごとに翻訳会社から打診を受けるようになります。

  • アメリアに登録し求人に応募する

アメリアとは、フェロー・アカデミーを母体として1985年に誕生した翻訳者ネットワークであり、サイト内では、実務翻訳に関する基本情報の収集、求人の閲覧・応募、スキルアップのためのコンテンツの応募、翻訳業界の最新情報の収集などを行うことができます(入会費 5,500円、年会費 16,500円)。

約600社という非常に多くの求人が掲載されており、かつ未経験可のものもあるため、初めて挑戦してみるには最適です。

  • 翻訳者登録サイトの求人に応募する

アメリアの他にも「ProZ.com」、「Translator’s Café」、「翻訳者ディレクトリ」にも翻訳の求人が掲載されています。自身の条件に合ったものを選択し、直接応募することができます。これらのサイトは無料で利用できます。

  • SNSに登録し翻訳会社と連絡を取る

LinkedInに翻訳者として登録しておくと、海外の翻訳会社からトライアルの打診を受けることがあります。条件に合っていれば、そこからトライアルを受け、登録翻訳者として仕事を受けることができます。

連絡を受けるためにも、他の翻訳者や翻訳会社をフォローしておくことをお勧めします。

  • クラウドソーシングサービスで直接仕事を受ける

ランサーズ、クラウドワークス、シュフティ、ココナラなど、現在さまざまなクラウドソーシングサービスがあります。その中で翻訳案件を直接受注するのも1つの手です。

しかし、クラウドソーシングサービスでの案件は単価が低い傾向にあり、また、納品物に対するフィードバックなどもないためスキルアップも期待できません。

「初めの実績を作るため」や「翻訳会社のトライアルに受かるまで」など、明確な目的や期限を決めて使用することをお勧めします。

最後に

迷っているならまずは一歩踏み出してみることをお勧めします。未経験だからと尻込みせず、その分野の知識があるなら早速トライアルを受けてみましょう!

トライアルに落ちることはよくあることなので気落ちせず、何度も挑戦してみましょう。実績で経験を積むことが1番のスキルアップにつながります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました